大きなパズルを作りたい、、、、でも途中で諦めてしまいそうで、なかなか手が出せない。
こんな人も多いのではないでしょうか。
闇雲にやろうとすると大変ですが、うまく進めるポイントをしっかりと押さえておけば、1000ピースでも2000ピースでも簡単に作れます。
小学生の頃には1000ピースパズルに手を出し、歴代作ってきた1000ピースパズルは20個以上。
当記事では、そんな筆者がパズル初心者向けにうまく作るコツをご紹介します。
押し入れにパズルが眠っているけど作る勇気がでない方、趣味として大きなパズルに挑戦してみたい方。
そんな方々に「パズルを作っていくのって、とても楽しいんだよ!」というのが伝わったらいいなと思います。
初心者向け:ジグソーパズル作成の手順
今回は「MICKEY AND MINNIE SWEETHEART CAMPFIRE」というディズニー柄の1000ピースパズルを例に説明していきます。
ちなみに、これからご紹介する手順に従ってのんびり作り進めたところ、私はおよそ10時間で完成しました。
(もっと早く完成させることもできましたが、楽しみが終わっちゃうのが寂しく、あえてのんびり作っています)
まずはしっかりと絵柄を確認しよう
まずは箱に描かれている完成図とにらめっこして、全体的な構図を把握しましょう。
今回の絵柄でいえばこんな感じです。
- 真ん中にキャラクターと焚火がある
- 右手前には川、上の一部は夜空
- 風景として小屋と車がある
- 全体的に花や草木が生い茂ってる感じ
細かく記憶しなくても大丈夫です。
どういう要素(キャラクター、人物、風景、、、)があるのか、どの辺りにどの色・どの明るさがくるのか、何となくのイメージを持って作っていきましょう。
完成図を常に意識しておくことで、スムーズに進めていくことができるようになります。
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鉄則!枠から作り始める
なぜ枠から作り出すのか?
開始直後は大量のピースがあり、必要なピースを見つけるという作業が非常に困難です。
その中でも「1辺もしくは2辺が直線状のピース」という条件で探すのは比較的簡単なため、作業開始の第一歩としては枠から作り始めるのがとてもやりやすいのです。
ピースの絶対数が減ってくると、その他の必要なピースも自ずと目に入ってくるようになりますので、とりあえずピース数を減らそうという算段ですね。
枠組み作成のコツ
まずは手当たり次第に端ピースを抽出しましょう。柄を揃えるのは後で大丈夫です。
ある程度ピックアップできたら、はめてみましょう!
この時、作業台のピースを分類しておくことが、効率よく進めるコツです。
さて、この調子で探しては当てはめる、という作業を繰り返しましょう。
端のピースだからといって、作業台の端っこで作業しなくもOK!
むしろ塊が小さいうちから端っこで作業すると、ぽろぽろ落として最悪はピース紛失につながってしまいますし、絵柄が見えにくくて作業しにくくなってしまいます。
作業がやりにくくなるレベルに長くつながってから、端っこに設置するようにしましょう。
端ピースを全部見つけるのは大変です。
8~9割できたら、次のフェーズに進みましょう!
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特徴的な絵柄をベースに進めよう
まずは特徴的な絵柄を作ろう
端っこの次は特徴的な絵柄から作っていきましょう。「特徴的」とは、
- 周りと色味が違うところ
- 大きく目立っているところ
- イラストのタッチが違うところ
などです。
今回の絵柄では、真ん中のミッキーとミニーをメインに、焚火とプルートあたりまでの、明るく目立つピースを集中的に集めます。
作り方の基本は、端ピースと同じ。
まずは手当たり次第ピースを集めていき、ある程度そろったらピースをはめてみる。
さらにピースを集めて、、、、の繰り返しで8~9割の完成度を目指します。
特徴的な絵柄から派生していこう
ある程度特徴的な絵柄ができたら、次の作業パターンは2つです。
- 作った塊の周りを作っていく
- 他の特徴的な絵柄を作る
今回は「塊の周り」として、小屋、車、手前の草花、川の作成を進めます。
さて、このあたりでピースを入れている箱を覗き見ると、水色のピースがかなり目につくようになってきました。
「他の特徴的な絵柄」として夜空を中心に、その周辺の木々にも手を伸ばしていくことにします。
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よくわからないピースは最後に
ここまでくると「ただ黒いだけ」とか「色がごちゃごちゃしているけど何かわからない」とか。
一見よくわからないピースが残ってくると思います。
最後は、細かな色味とピースの形が頼りです。
じっくりピースとにらめっこして、一つずつはめていきましょう。
最後は気合も必要です!笑
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初心者向け:ジグソーパズル作成のコツ
ピースは色だけでなく形にも注目!
ピースの形は、実はそれぞれ結構違っています。じっくり観察してみてください。
例えばこの画像では、縦に長いピースと、横に長いピースがありますね。
この2つのピースは色味が似ていますが、実は全く違うところのピースである可能性があります。
少なくとも「隣り合わなさそう」というのは、なんとなく直感的にわかるかと思います。(仮に1つ凹ピースを挟んで隣り合っているとすると、間のピースはものすごく斜めの形になっちゃいますよね)
こういうピースを見つけた場合、「似ているけど違う場所かも!?」という意識を持ってみてください。
パズルは意外なところに意外なピースがはまることが多いですよ。
ピースの凸の絵柄にも注目!
特に後半、パッとしないピースが増えてきたときには、ピースの小さなヒントを見つけましょう。
特に注目すべきは凸部分。
凸部分だけちょっと色が変わっているピースもよくありますが、意外と大事なヒントになりますので、後半はしっかり頼りにしましょう。
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ピースが少なくなってきたら全部表にしちゃえ!
私は箱にすべてのピースを入れた上でパズルを作っていきますが、当然のように裏向きになっちゃっているピースもたくさんあります。
ある程度ピースが少なくなってきたら、思い切って全部表向きにしてしまいましょう!
※序盤にはおススメしません。あくまで「ピースが少なくなってきたら」です。
箱の中でずーっと裏向きのままになっているピースもよくあります。表向きにしていくことで、欲しかったピースが見つかるかもしれません。
また、すべての絵柄が見えるようになるため、当然その後の作業効率もアップします。
各フェーズは8~9割の完成度を目指せ!
「ジグソーパズル作成の手順」でも何度か記載していますが、目的の部分が8~9割完成したら次のフェーズに進みましょう。
特に序盤は、ピースを探すだけでも途方に暮れちゃいますからね。
なかなか思うピースが見つからないときには、意外なピースがはまることも多いのがパズルの面白いところ。
ピースが見つからなくなってきたら、さっさと諦めて次に進みましょう。
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中上級者向け:慣れてきた後の楽しみ方
ここからは「普通の作り方は飽きた!」「もっと難易度上げたい!」という鬼畜な方向けです。
「ジグソーパズル作成の手順」とは違ったやり方でやってみましょう。
完成図を見ずに挑戦
完成図は最初に見るだけ。あとは何も見ずに、記憶を頼りに進めていきます。
「あれ?こんなところに車があったっけ??こんな服着てたっけ??」と困惑しながら進めていくという、なんとも鬼畜仕様。
その分、未知のものに挑戦している感だったり、ある程度ピースがはまってくると完成図の記憶がよみがえってくる気持ちよさだったり、普通に作っていくだけでは味わえない快感があります。
あえて背景からスタート!?
枠から作らず、特徴的な絵柄からも作らず。
前述のセオリーは完全無視して、あえて背景のような見栄えのしないエリアから進めていくというやり方です。
使えそうなピースを探すのも、見つけ出したピースを当てはめていくのも、序盤からかなり苦戦します。
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番外編:ジグソーパズルの選び方
さて、「やってみたいけど家にパズルがない!何を選べばいいの?」という人に向けて、パズルの選び方をご紹介します。
気に入る絵柄を見つけよう
当たり前ですが、気に入る絵柄を見つけましょう!
実写風景、アニメ、漫画、絵画、などなど。近年のパズルの絵柄はとても幅広いです。
特にそのまま飾る予定であれば、サイズ感やインテリアも意識しましょう。
ディズニーオタクな私の場合、作ってきたパズルのほとんどがディズニー柄!
風景画とかは興味がなく、正直やる気もあまりわかないかも💦
ディズニー好きであれば、今回紹介したトーマスキンケードスタジオの絵柄がおススメです。
ディズニーと言えど子供向けではなく、おしゃれな部屋にもピッタリな絵画のようなパズルですよ。
勇気がなければ100ピースや500ピースでもOK
「本当に楽しめるのか??完成できるのか??」という状態で、いきなり特大サイズに手を出すのはちょっと気が引けますよね。
そんな時は、500ピース以下の比較的小さなものから始めるのも一つの手です。
私の個人的な印象ですが、1000ピース以下のほうが絵柄の種類が多く、パズル選びがより楽しいのではと思います。(特にアニメ・漫画系は小さいサイズが豊富な印象です)
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白背景やモザイクアートは要注意
単色の部分が多いものや、モザイクアートのものは、かなり難易度が高いので要注意!
絵柄という最も重要な要素が除外されていて、もはやピースの形だけが頼りになりますので、パズル大好き人間以外は手を出さないことをおススメします。
YouTuberのはじめしゃちょーさんも、全面に羊が描かれたほぼ真っ白のパズルに滅茶苦茶苦戦していました。
やるからには楽しもう!
ジグソーパズルは、大人でも楽しめる手軽な娯楽だと思っています。
徐々に出来上がっていく絵柄、悩んだピースがはまった時の快感、完成した時の達成感など。
作成中は無心になりすぎて、時間を忘れてしまいます。
いろんな感情を噛みしめながら、一つの絵が出来上がっていく過程を楽しみましょう!
ではっ!ばいばいっ!ノシ
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