ロボット掃除機の世界シェア2位を誇る、エコバックス社のDEEBOTシリーズ。
ロボット掃除機の購入を悩んでいる時や、購入してすぐの頃に気になるのが、「家の段差は乗り越えてくれるの?」「カーペットも掃除できるの?」ということ。
我が家もDEEBOT T9+をお迎えした後、カーペットにうまく登れずに悩んだこともありました。
当記事では、DEEBOTシリーズにおける段差問題・カーペット問題について解説します。
DEEBOTを購入しようか悩んでいる人は「【ロボット掃除機】エコバックス DEEBOT T9+2年間使用レビュー」もご覧ください。
約2cmの段差なら乗り越えられる
細かな仕様は機種毎に異なるものの、DEEBOTシリーズはおおむねどの機種でも約2cmの段差を登ることができます。
家の中でいうと、ふすまやスライドドアのサッシのような小さい凸凹は問題なく走行してくれます。
一般的な間取りのマンションに住んでいるけど、DEEBOTが登れない段差は一つもないよ。
カーペットは掃除できるの?
薄いカーペットなら登れる
カーペットも段差と同じく2cmを目安に考えるとよいでしょう。
我が家のDEEBOT T9+は、左の画像のように厚さ1cmもない薄いカーペットは問題なく登っています。
カーペットと認識すると吸引力が上がるため、ゴミ残りが気になることもなくきれいに掃除してくれています。
対して、右の画像のように厚みのあるカーペット(2cm超、へたっているところでギリ2cmを下回るくらい)はうまく登れないことがほとんどです。
後述しますがこの”ほとんど”というのがかなり厄介でした。
結局、我が家では厚みのあるカーペットは進入禁止区域に設定し、手持ちの掃除機で後から掃除するようにしています。
水拭き時は登らない/リフトアップで回避
カーペットかフローリングかは自動で認識するため、水拭き時には特別な設定をせずともカーペットは避けてくれます。
また、DEEBOT T20 OMNIではモップのリフトアップ機能(モップを持ち上げて床につかないようにする機能)が搭載されていて、カーペットを認識するとモップを上げて吸引のみにしてくれます。
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進入禁止にしたほうがよい事例
場合によってはカーペットに登らないようにマッピング設定したほうがよいこともあります。
実際に、我が家でも進入禁止区域に設定して、カーペットに登らないようにしているエリアをご紹介します。
①厚みのあるカーペットに”稀に”登れてしまうとき
厚みのあるカーペットについては、まったく登れない程の厚みがあれば問題ないです。
へたっているところから”たまに”登れてしまうというケースが厄介です。
我が家の場合、たまに厚みのあるカーペットに登れてしまうことがあり、登った時にはなかなかカーペットから降りれず、掃除完了までかなり時間がかかることもありました。
また、登れることを学習してしまうと、何とかしてカーペットに登ろうと悪戦苦闘して、なかなかカーペットの周りから離れてくれないことも多かったです。
このような場合、諦めて進入禁止区域に設定してしまったほうが安心です。
禁止区域に設定してからはカーペット周りで時間を使うこともなくなり、掃除ルーティンが安定したんだ。
②カーペットと認識してくれないとき
我が家では経験はありませんが、カーペットの素材によってはうまくカーペットと認識してくれないこともあるかもしれません。
カーペットと認識されない場合、水拭き時にも避けてくれなくなってしまうため、そのようなケースでは水拭き禁止区域に設定しておきましょう。
畳はカーペットと認識されないため、我が家では水拭き禁止区域に設定しています。
禁止区域の設定方法は「【エコバックス】DEEBOT アプリの使い方|スケジュールやエリア設定など」で詳しく説明しています。
うまく登れない時の対処法
ここからはDEEBOTを購入したんだけど、段差をうまく登れなくて困っているという方に対処法を解説します。
侵入禁止にしてしまう
先述の通り、カーペットに登れたり登れなかったり、うまく登れずに時間がかかる場合は侵入禁止エリアに設定してしまいましょう。
侵入禁止にすることで自分で掃除する羽目になりますが、うまく動作してくれなくてストレスになるくらいなら諦めて自分で掃除したほうがいいでしょう。
禁止区域の設定方法は「【エコバックス】DEEBOT アプリの使い方|スケジュールやエリア設定など」で詳しく説明しています。
スロープを設置する
どうしても登ってほしい段差がある場合、段差部分にスロープを設置してあげるのも一つの手です。
実際に、エコバックス公式にもアクセサリーとして段差補助スロープが販売されています。
車いす用などで検索してみると、エコバックス公式の他にも室内用の補助スロープはいくつか販売されています。
公式にこだわらない人はいろいろと探してみてください。
これはギリギリ登れないレベルの段差に対する対処だよ。5cmを超える段差であれば、直接DEEBOTを乗せてあげるのが一番だと思うね。
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