デロンギの全自動コーヒーマシンマグニフィカSを使用していると、まれに中央のボタンが赤く点滅することがあります。
普段光らないボタンがいきなり点滅して焦る人もいるかもしれませんが、ご安心ください。
故障ではありません。
これは「除石灰ボタン」です。点滅しているのは、石灰除去してね!という合図。
当記事では、石灰除去が必要な理由と、石灰除去のやり方を説明します。
石灰除去が必要な理由
水分中の石灰質が故障につながる
長らくマグニフィカSを使用していると、水の石灰質(ミネラル成分)が機器内に徐々に付着していきます。
台所に発生する白い水垢と同じ原理です。あれと同じ汚れがマグニフィカSの中にも蓄積していくとイメージしてください。
このまま放置すると、センサーが機能しなくなったり管が詰まったりと、様々な要因で故障してしまう原因になるので、定期的に石灰を除去する必要があります。
石灰除去には、デロンギ公式から販売されている除石灰剤を使用します。
マグニフィカS本体の購入時にも付属しているから、初めての場合は購入不要だよ。
放置しても大丈夫?
除石灰ランプが点滅し始めても、いつも通りコーヒーを淹れることは可能です。
ただ、そのまま何もせず放置し続けると故障の原因になってしまうかもしれません。
「一分一秒でも早く解決しなきゃ!!」という程のものではありませんが、あまり放置しすぎずに石灰除去するようにしましょう。
石灰除去を始める準備
必要なもの
石灰除去をはじめる前に必要なものを準備しましょう。
石灰除去には、デロンギ公式から販売されている除石灰剤を使用します。
マグニフィカS本体の購入時にも付属しているもので、ネットで購入も可能です。
デロンギ公式の除石灰剤は、一回使い切りタイプ(100ml×2回分)のものと、500mlのボトルタイプ(100ml×5回分)のものがあります。
我が家では、そもそもの石灰除去の頻度がかなり低いことから、少し割高ではあるものの一回使い切りタイプを購入しています。
使っている水の硬度にもよるけど、我が家では1年に1,2回しか除石灰ランプは点滅しないよ。
時間がある時に実施しよう
石灰除去は洗浄に時間がかかるため、トータルで30分程度の時間が必要です。
無計画に始めてしまうとせっかくのコーヒータイムが石灰除去で終わっちゃう、なんてことにも。
除石灰ボタンが点滅している状態でもコーヒーを淹れることはできるので、焦って実施する必要はありません。
時間に余裕がある時に石灰除去を実施するようにしましょう。
石灰除去のやり方
必要なものが揃ったら、除石灰をはじめていきましょう。除石灰は以下の3ステップで行います。
石灰除去の手順①~洗浄液の準備~
まずは洗浄液を準備します。
水タンクの下の方に「A」のラインが、真ん中あたりに「B」のラインがあります。
「A」のラインまで除石灰剤を入れ(100mL)、続けて「B」のラインまで水を入れます(1.0L)。
除石灰剤は、一回使い切りタイプであれば全量入れるとピッタリ「A」のラインになります。
使い切りタイプの容器は固くて切りにくいから、ハサミで切る時は気を付けて!
何とも言えない独特の匂いがする、、
洗浄液の準備ができたら、水タンクを本体に設置します。
洗浄液はスチームノズルから排出されるので、ノズルの先に大きな容器を設置しておきます。
1.5L以上入る容器が必要だよ!
石灰除去の手順②~洗浄~
洗浄液と容器の用意ができたら、除石灰ボタンを長押しします。
除石灰ボタンが点滅から点灯に変わったら準備OK!
スチームノブを「I」まで回すと、スチームノズルから洗浄液が排出されます。
数十秒間ジャーっと勢いよく流れて、5分程間隔が空いてまたジャーっと流れて、、、、の繰り返しで、20~25分かけて洗浄が行われます。
給水アイコンとスチームボタンのランプが両方とも点滅したら、洗浄終了の合図。
すすぎ作業に向けて、排出された洗浄液を捨てて、水タンクをきれいに洗っておきましょう。
石灰除去の手順③~すすぎ~
水タンクをきれいに洗った後、水タンクのMAXの位置まで水を入れて本体にセットします。
スチームノブを「I」まで回すと、スチームノズルから水が排出されてすすぎが始まります。
洗浄とは異なり、インターバルを挟まずに一気に水を排出するので、すすぎは2,3分で終わります。
スチームノブを「O」まで戻し、除石灰ボタンのランプが消えたら石灰除去は終了です!
マグニフィカSを長く愛用するためにも、除石灰ボタンが点滅したら石灰除去をするようにしよう!
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