ジグソーパズルを購入したときに付いてくる「のり」、これは何に使うのでしょうか?
この「のり」は、完成したパズルが崩れないように固定して飾るためのものです。
では、パズルののり付けは本当に必要なのでしょうか?
筆者としてはのり付けは必須ではないと考えています。
実際、筆者はのり付けしないで10個以上のパズルを長年飾っていますが、特に壊れることもなく飾れています。
確かにのり付けをしたほうが、ピース同士の隙間が目立ちにくくなりキレイに飾ることができますが、その辺りはその人の好みによりけりです。
当記事では、のり付けをしない場合の注意点などをご紹介します。
- のり付けしないことのメリット
- のり付けしない時の注意点
- のり付けしたほうがよいケース
のり付けしないメリット

飾ることよりも作ることが好きでパズルを購入している人もいると思います。
何度も作って遊べるのがパズルの醍醐味であり、のり付けしない最大のメリットです。
組み上げる楽しみを十分に味わった後、もう一度楽しめるのがジグソーパズルの特色です。(中略)実際、長い歴史のあるヨーロッパでは、ジグソーパズルを隣人同士で借りたり貸したりして、楽しまれてきました。
テンヨー プロが教えるジグソー攻略ガイドより
また、300ピース以下のサイズならそう簡単には崩壊することはありません。
飾る目的だったとしてもあえてのり付けしなくても問題ないでしょう。
のりを塗って乾かす時間を省略して、完成したらすぐ飾れるというのもメリットの一つですね。

私はパズルを作ることが大好きだから、一度作っただけでのり付けしちゃうのはもったいないなーって思うよ。
のり付けしない時の注意点5選


のり付けは必須ではないにしろ、もちろんのり付けしない場合には気を付けておくべきことがあります。
特に1000ピースを超える大作の場合、のり付けしないと崩れやすいので扱いに注意が必要です。
【作成前】サイズにあったフレームを用意する


まずはパズルにあったフレームを用意しましょう。
のり付けしない場合は崩れやすいので、パズルのサイズにぴったりのフレームは必須です。
特に、ぎゅっとサイズや世界最小シリーズのように規定サイズでないものや、縦長/横長の変わり種のものは、しっかりとサイズを調べてフレームを探しておきましょう。






縦長のフレームはなかなか見つからなかった記憶があるよ。100均の写真フレームやポスターフレームがフィットすることも!?
【作成中】フレームの台紙の上で作る
のりで固めない場合、作り終わったパズルを移動させることはできません。
最初からフレームの台紙の上で作業しましょう。
【作成中】フレーム設置時に壊さないように注意する


完成!いざフレームを、、、、という時に、パズルが台紙から落ちてしまったり、フレームでパズルを破壊してしまうことがあります。
のり付けしていないと少しの衝撃でポロっと崩れてしまうため、最後まで丁寧に作業しましょう。
ここは、パズルのサイズが大きくなればなるほど大変な作業です。






私もたまに盛大にやらかしてしまうよ。めっちゃ悲しいんだよね、、、
【作成後】強い衝撃がかからない場所に飾る
風にあおられやすい窓際や身体がぶつかりやすい廊下に設置すると、ふとした衝撃でフレーム内でパズルが壊れてしまう可能性があります。
生活の邪魔にならないところに上手く飾るようにしましょう。






狭めの部屋でも、カウンターや棚の奥の壁は身体が当たりにくくておススメだよ!
【作成後】浮いてきたら押し戻してあげる


大きいパズルや隙間がピッタリしていないパズルの場合、少しずつ重みでピースが浮いてきます。
そのまま放置すると崩壊につながるため、気付いた時にはフィルムの上からそっと指で押し戻してあげましょう。
浮いた箇所が多くなってくると少しの衝撃でも壊れてしまうため、意外にものり付けしない場合にはこれが一番大切なことかもしれません。
のり付けしたくない時は、テンヨーがおすすめ
パズルによっては、隙間が多くそもそものり付けしないと強度が持たない場合もあります。
パズル大手メーカーのテンヨーは、「当社のジグソーパズルであればのりを使わなくても崩れません」と謳っていて、カチッとピースがハマることを売りにしています。
特に大き目のパズルをのりなしで飾りたい時は、テンヨーのパズルがおススメです♪






テンヨーのパズルは隙間なくピースがはまるから壊れにくいよ!作っている時の「ピースがはまった!」という気持ちよさもピカイチなんだ。
のり付けしたほうがよいケースもある
筆者は基本的にはのり付けしない派ですが、以下のようなケースではのり付けしたほうがよいと考えます。
このように、ピースの強度に不安がある時や、なるべくきれいな状態で飾りたい時には、やはりのり付けするのが最善です。
パズルの状態や用途(何度も遊びたいか、きれいに飾りたいか)にあわせて、のり付けをするか検討しましょう。
コメント